シェービングすると「肌が赤くなる」「ヒリヒリと傷む」といった経験はありませんか？それはシェービングによって肌が傷ついたことが原因かもしれません。
この記事では、シェービングで肌が赤くなったときのケア方法について詳しく解説します。
覚えておくと安心なシェービングのコツを参考に、ツルツル、ピカピカの肌を手に入れましょう。
シェービングで肌が赤くなったらどうする？
シェービングのときに肌が赤くなる原因は、肌表面の毛を剃ると同時に古い角質も取り除き、敏感になった肌が刺激されるためです。透明感が増し化粧ノリが良くなる一方、少しの乾燥でもカミソリ負けをして赤くなることがあります。
シェービングで肌が赤くなったときには、次の5つの方法を試してみましょう。
冷やす
赤くなったところやヒリヒリする場所を冷やしましょう。冷たい水や保冷剤、冷やしたタオルを当てて冷却することで症状を和らげます。
保湿する
シェービング後は保湿クリームやアフターシェーブローションで保湿します。肌を刺激しないようにアルコールフリーのものを使いましょう。ワセリンやヘパリン類似物質を含む外用薬もおすすめです。
市販薬の使用
市販薬を使用する場合は、炎症の度合いによって薬を使い分けます。炎症の度合い別に見てみましょう。
- 軽い炎症の場合
ステロイド外用薬や非ステロイド性抗炎症剤がおすすめです。ただし、ステロイド剤を単体で使用すると炎症が悪化することがあるので、購入の際には使用法についての説明を受けましょう。非ステロイド性抗炎症剤はウフェナマートやグリチルレチン酸などが配合された製品を選ぶと効果的です。 - ニキビのような化膿をともなう場合
シェービングで肌に傷がつき、ニキビのように化膿した場合は、フラジオマイシンやクロナムフェニコールが配合された塗り薬を選びます。また、可能であればシェービングを一時中止し、肌を休ませましょう。
皮膚科の受診
カミソリ負けの症状は通常2〜3日で治まります。赤みが引かない場合や市販薬を使っても改善されない場合は、皮膚科を受診することを検討してください。早めの対処をおすすめします。
美容皮膚科の受診も検討
長期的に症状が続き「色素沈着（シミ）」になってしまった場合には、美容皮膚科に相談しましょう。レーザー治療や光治療などの選択肢があります。
赤くならないシェービングのための注意事項
シェービング後のケアだけでなく、肌が赤くならないように準備の段階から注意したいことは以下のとおりです。
シェービング前の準備
- 肌を清潔にする
- シェービング前に蒸しタオルで肌を温める
- 専用のシェービング剤（クリームやフォーム）を使う
シェービングの注意
- 力を入れずに剃る
- カミソリは定期的に変える
- シェービング後の肌は敏感なため日焼けを避ける
- 洗顔後はタオルでこすらず、優しく押さえるようにする
まとめ
シェービングで肌が赤くなる主な原因は、カミソリによる傷やタオルでの摩擦です。シェービング後に肌が赤くなる場合は、冷やして肌を引き締めたり、保湿クリームやアフターシェーブローションでしっかり保湿したりと、ちょっとしたひと手間で肌荒れを防ぎ、赤みを軽減することができます。
シェービングで肌が赤くなったら、5つのケア方法を参考に美肌をキープしましょう。
