ブライダルシェービングとは、結婚式を控えた花嫁の肌をきれいに整えるための施術方法です。プロによる施術でムダ毛を除去することで、ウエディングドレスを着たときの肌を、より美しく見せる効果が期待できます。
肌の露出が多いウエディングドレスでも自信を持って着こなせるよう、特にケアが必要な部位や、施術を受ける適切なタイミングを紹介します。
ブライダルシェービングを行なうタイミング
ブライダルシェービングには「本格(レザー)シェービング」と、「ソフトシェービング」の2種類があり、施術を受けるタイミングもそれぞれ異なります。
- 本格シェービング
技術者専用のカミソリを使用して産毛やムダ毛を根本から取り除き、古い角質も除去します。この施術によって肌が滑らかになると同時に、美白効果も得られるようですが、一方で施術後は皮脂の分泌がさかんになり、化粧崩れや肌のテカリの原因になることも。
とはいえ2、3日経過する頃には肌が良い状態に整うため、結婚式の3~7日前までに施術を済ませておくことが理想的です。
また、本格シェービングは肌に負担がかかりがちで、特に敏感肌の方は肌トラブルが発生することも考えられます。念のため、結婚式の1ヵ月ほど前にリハーサルシェービング(試し剃り)を受けたほうがよいかもしれません。 - ソフトシェービング
ソフトシェービングは、電気シェーバーで肌表面の毛のみを剃る方法です。電気シェーバーが手もとにあれば、自身でも行なえます。
肌へのリスクは比較的少ないようですが、ムダ毛を根本から完全に除去できず、シェービング効果は長続きしません。そのため、結婚式の1~2日前に行なうことをおすすめします。
なお、ブライダルシェービングはエステサロン、理容店、シェービング専門店などで受けられますが、本格シェービングに関しては、国家資格を取得している店舗だけが施術を許可されています。
シェービングしておきたい部位とは?
基本的にウエディングドレスを着たときに肌が露出する部位はシェービングしておくことをおすすめします。つまり、顔やうなじをはじめ、背中やデコルテ、二の腕などです。
特に背中が大きく開いたウエディングドレスを着る場合は、後ろ姿にも注目が集まりやすいため、背中の産毛が目立たないよう、プロに任せてきれいに整えておいたほうがよいでしょう。
ブライダルシェービングにはさまざまなコースがあり、予算に合わせて希望の施術を選ぶことが可能です。
まとめ
ブライダルシェービングには新郎向けのコースもあり、夫婦2人で施術を受けることもできます。
結婚式は新郎新婦にとって一生の思い出となる特別な日です。最高の姿でその日を迎えられるよう、プロの手できれいに身だしなみを整えておきましょう。