シェービングのとき、シェービング剤はどのようなものを使っていますか。シェービング剤には、肌の状態に合わせた低刺激なもの、保湿成分がリッチなもの、剃り心地や香りの良いものなどさまざまな種類があります。
この記事ではシェービング剤のうちの一つ、シェービングジェルにスポットを当てて解説します。シェービングジェルは、肌や髭に対してどのような効果や働きがあるのか、詳しく見ていきましょう。
シェービングジェルについて
シェービングジェルは、透明度が高く、テクスチャーはなめらかで肌に密着するのが特長です。ジェルをつけることで髭がなめらかになり、シェービングのときにカミソリが引っかかることを防ぐので、肌の負担を減らせます。また、シェービングジェルには高い潤滑性があるため、肌とカミソリの摩擦も軽減します。
ジェルは、泡とは違い透明なので、ニキビなどの吹き出物を避けながら、剃り残しも少なくシェービングできます。髭の剃り具合を確認しながら剃れるのは、シェービング初心者にとってうれしいでしょう。
デメリットは、カミソリの刃の間にジェルが詰まりやすく、肌もべたつくので、洗い流すのに若干の手間がかかることです。
なお、ジェルにはもう一つ、ジェルフォームタイプというものもあります。これは、手に取るとジェル、肌に塗り広げると泡になるタイプです。ジェルの使いやすさとフォームの洗い落としやすさが一緒になったシェービング剤で、ジェルのように肌によく伸び、力いらずで剃ることができるうえ、洗い流しやすいのが特長です。デメリットとしては、肌の上でフォーム（泡）になるので、剃るときに髭が見えにくいぐらいです。
肌と髭への効果と働きかけ
シェービングジェルは髭をジェルで覆いしばらく待つことで、髭を軟らかにして肌に潤いを与えます。ジェルには高い潤滑性があり、カミソリの滑りが良くなるので、力を入れずに髭を剃れます。
シェービングジェルの配合成分のなかに、保湿成分や整肌成分の明記があれば、肌を保護して肌荒れを防ぎながら、シェービングのあとの敏感な肌のケアもできます。保湿成分や整肌成分配合のジェルと一緒に日頃のスキンケアアイテムを使用することで、肌荒れや乾燥などの肌トラブルを防ぎやすくなるでしょう。
まとめ
シェービングジェルの特長は、透明度が高く、肌に密着しシェービングの際に力を入れずに剃れることです。ジェルを塗布したらしばらく待つことによって髭が軟らかくなり、カミソリの引っかかりを軽減、肌荒れも防げます。
また、シェービングジェルには保湿成分、整肌成分配合のものがあるので、肌に潤いを与えながらのシェービングが可能です。シェービングを日頃のスキンケアと一緒にすることで、肌荒れや乾燥の対策にも効果があるでしょう。
