シェービングは、男女ともに大切な身だしなみの一つです。シェービングはシェービング剤を使って剃ることで肌負担を減らし、カミソリ負けなどの肌トラブルを防ぎます。
この記事では、シェービング剤がないときにどうすれば良いかと、代替アイテムを紹介します。
シェービング剤以外での処理はOK?
シェービング剤以外のものでシェービングをすることは、結論からいえばあまりおすすめはできません。
ただし、汚れを落とすせっけんやボディソープ、保湿のための乳液やワセリン、コンディショナーは代替アイテムとして使えなくはありません。以下で代替アイテムを紹介するので、シェービング剤がないときは活用を検討してみてもよいでしょう。
しかしながら、どのアイテムも本来の役割とは違い、成分も異なります。そのため、シェービング剤以外でのシェービングはあくまでも「緊急対応」のみにしておきましょう。
シェービング剤の代替アイテム
シェービング剤がないときの緊急対応として使える代替アイテムは、以下のとおりです。
ボディソープ
保湿成分入りの低刺激なものが代替アイテムになります。ただし、毛を剃ることで角質も一緒に剃ってしまい乾燥など肌トラブルの原因となるため、シェービングのあとは保湿をしっかりしましょう。
せっけん、洗顔フォーム
皮脂汚れを落とす成分が強めなので、皮脂まで取り除いてしまいやすく、肌のつっぱり感を強く感じることもあります。こちらもシェービングのあとの保湿はしっかりしておきましょう。
コンディショナー
蒸しタオルにプラスして少量のコンディショナーを塗布すると、硬い毛も軟らかくなり剃りやすくなります。刃もなめらかに滑るので、きれいに剃れます。シェービングのあとは肌と刃にぬめり成分が残らないよう、お湯でしっかり洗い流しましょう。
乳液
多めの量を肌に伸ばしましょう。そうすることで保湿しながらなめらかに剃れます。ゲルやジェルタイプは肌に浸透しやすいので、シェービングに使うならミルクタイプかクリームタイプが良いでしょう。
ニベアクリーム
手のひらで温めて肌に薄く伸ばします。保湿成分(ワセリン、グリセリン、スクワラン、ホホバ油など)を多く含むので、保湿させながらシェービングができます。使用後はカミソリに付いたクリームをお湯でしっかり洗って保管しましょう。油分が残っていると、刃が傷む原因になります。
ワセリン
常温では固形状なので、肌に伸ばすときは手のひらに取って、少し温めてから使うと使いやすくなります。カミソリに付いたワセリンは固まりやすいので、お湯できれいに落として清潔に保管しましょう。
ベビーオイル
カミソリの刺激から肌を守るだけではなく、カミソリの滑りを良くし毛を剃りやすくします。ただし、滑りやすいので切ってケガしないように注意しましょう。
なお、すべての代替品にいえることですが、シェービング剤ではないもので剃るため、乾燥や肌荒れなどの肌トラブルには注意が必要です。仕上げに肌を保湿し、刃もよく乾燥させて清潔に保管することが大切です。
まとめ
この記事ではシェービング剤がないときに、代替アイテムとして使えるクリームやオイルをご紹介しました。
ボディソープなどのせっけん類は、洗浄成分と一緒に必要な肌の油分も落としがちになりますが、使用後にしっかり保湿すれば使えなくはありません。また、乳液やベビーオイルは、肌滑りが良いぶん、刃によるけがに気を付けましょう。
どれを使うにしても、シェービングのあとは肌と刃をしっかり洗い、肌にはたっぷりと保湿をしてください。また、カミソリは乾燥させて清潔に保管しましょう。